将棋界を襲うAIの脅威

AI
佐藤天彦名人が将棋ソフトに負けたのは、今年のことである。コンピューターソフトが人間の棋力を抜いたのはそれより前だとも言われているが、それがいつなのかはわからない。
コンピューターが将棋に現れたのはいつなのだろうか。そのときの将棋界の反応とは?以前に河口八段のエッセイ「夢物語」の中で、コンピューターのことを取り上げていたことを紹介した。ただ本当にコンピューターソフトがあったわけではない。
実際にソフトらしきものが登場したのは80年代である。将棋世界にて「推理作家斎藤栄氏ミスターコンピューターと対局」という見出しで、小さく取り上げられている。


コンピューターが将棋を指せないものか。そんな大人の夢を試みてくれる会社があらわれた。東京三田に本社を置く"NEC"こと日本電機が新たに開発した2200モデル575コンピューターを用いて将棋の対局を行おうというのである。



コンピューターによるチェスソフトは、記事によるとソ連ですでに行われていたらしい。推理作家の斎藤栄さんとの対局が、最初の将棋ソフトと人間との対局なのかわからない。ともかく、まだ将棋棋士も登場していないし、この対局自体も中盤で中止している。最後まで指すよう設計されていないらしい。ちなみに局面はこんな感じだ。
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意外に指せているんじゃないかというのが、実感である。

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